1. cpコマンドが怖い

cpコマンドで大事なファイルを上書きしてしまうことがとても怖いです。とても臆病なのです。

安心してcpコマンドを使用するには上書き時にバックアップファイルを作成しておきたい。

これは-bオプションで実現できます。

さらに—​suffixでバックアップファイルのsuffixも指定できます。

2. 実践

実際に試してみます。

cp.bash
touch base.txt
touch target.txt

cp -b base.txt target.txt

cp  -b --suffix=_$(date +%Y%m%d%H%M%S) base.txt target.txt

ls -1
output
base.txt
divecp.sh
target.txt
target.txt_20210509215411
target.txt~
  1. コピー元のbase.txtを作成

  2. コピー先のtarget.txtを作成

  3. cp -bでコピーコマンドを実行

  4. target.txt~がバックアップファイル

  5. cp -b --suffix=でコピー

  6. suffixが実行日時のバックファイル

3. まとめ

cpコマンドの上書きはとても怖いのでバックアップファイルの作成はとても大事。

今後は少しだけ安心してファイルコピーを実行できそうです。