1. 活用できていなかったjump-motions

jumps, jump-motionsという機能を知りました。調べてみるととても便利そう。編集スピードの向上に役立ってくれそうなので身につけて活用していきたい。

2. 利用シーン

プログラム作成中に別の場所の処理を確認したくて編集している場所から移動したいことがあります。ファイルの先頭に戻ったり検索移動したり。確認が終わったあとはもともと編集していた場所に戻りたい。このような場合にjump-motionsは便利です。

今までは移動前の場所にmarkして確認後にmarkした場所に戻るというような非効率な操作をしていました。markの手間が結構大きい。jump-motionsによって今後はこのようなmarkは必要がなくなります。

3. ヘルプの確認

ヘルプの確認方法です。機能の名前や単語がわからずにヘルプを上手く調べることができないことが多々あります。あいまい検索のような機能はないのでしょうか?

ヘルプの確認方法はこちらです。

:help jump-motions

jumpやjump-motionsという用語を知らければこのヘルプにも辿り着けなかったでしょう。

4. 操作方法

ヘルプを確認すれば書いてありますが初めのうちは書いてあることがなんのことかわかりません。 実際に使用して試してみることが大事です。

4.1. jumps

移動コマンドを使用するとjumpsに履歴が記憶されます。

例えば、ファイル内のある箇所で編集中だとします。ファイルの先頭に移動するためにggコマンドを実行したとします。vimは移動前の場所を記憶しています。

この履歴を確認してみます。

:jumps

jump履歴が確認できます。

4.2. jump履歴間の移動

ヘルプにあるキーで移動できます。

過去方向に戻る場合は

C-O

未来方向に戻る場合は

C-I

未来方向に3つ分戻る場合は

3C-I

かなり高速な移動が可能です。

4.3. ファイル間の移動も可能

便利なのがファイル間の移動です。

別のファイルの処理を確認するために別ファイルを開いて、確認後にもともとのファイルの場所に戻るといこうことができます。

5. まとめ

全く利用できていなかったjump-motions。

今後はこの機能を活用することで編集スピードを高めることができそうです。

今回は以上です。