1. インストール方法について深掘りした記事を作成しています。
こちらの記事もご参照ください。
2. fzf
fzf : fuzzy finder をご存知でしょうか?
知っている方からすれば当然のように活用しているのでしょう。でも聞いたこともないという方が大多数なのではないかと思います。
私もごく最近まで知りませんでした。使ってみると便利すぎてもう手放すことはできません。
調べてみてもその有用性がすぐには理解できませんでした。使ってみて初めてこれはすごいと気づきました。
そこでubuntu20.04上にfzfをインストールしようとしました。
sudo apt install fzf でインストールできます。簡単です。
でも Key bindingsの設定 でつまずきました。
パッケージがBash Script : key-bindings.bash を提供してくれているのですがインストール後にどこに配置されているのかがすぐにはわかりませんでした。
マニュアルも読んでも具体的に書いてあるところが見つかりません。
調べてもarch linuxの場合の情報は見つかりましたがubuntuでは場所が違うようです。
ubuntuでインストールしたときの場所は 場所は/usr/share/doc/fzf/examples/ です。
3. junegunn / fzf
READMEにInstallationの説明があります。
そしてUsing Linux package managersの説明もあります。
そのなかには Debian 9+/Ubuntu 19.10+があり、sudo apt-get install fzf と書いてあります。
簡単にインストールできます。
4. Key bindingsの設定
マニュアルに書かれているようにKey bindingsの設定をすることでより便利にfzfを使用できます。
ショートカット |
動作 |
Ctrl+t |
fzf を起動 |
Ctrl+r |
コマンドヒストリを検索 |
Alt+c |
ディレクトリを検索してcd |
fzfを使用したことがなければよくわからないかもしれませんがとても便利です。
ショートカットキーを使用するためには key-bindings.bash は実行することになります。
下記を.bashrcに追加します。
source /usr/share/doc/fzf/examples/key-bindings.bash
5. まとめ
fzfをインストールしてショートカットの設定をしました。
やってみた感想としては思っていたよりも情報が少ないなと感じました。
インストールは簡単ですが設定や使い方になれるまでにちょっと苦労しました。
それでも苦労した以上に作業の効率化ができたと満足しています。
今回は以上です。