1. 調べたいことが多い

ひよっこのvimユーザとしては分からないことが多い。

そして調べてもわからないことも多く無駄な時間を費やす日々。

せめて記録を残すことでこの無駄な時間を少しでも有意義なものにしたい、自分自身を納得させておきたいという思いからこのページを作成しました。

調べ物をしたときに追記していく形で運用します。

2. 読み込む設定ファイル:vimrcの場所を確認したい

vimの設定ファイルの場所がわからずに困ることがたまにあります。windows上で複数のvim環境をインストールしたりして設定がごちゃごちゃになり、いったいこのvimはどのvimrcを読み込んでいるのだろう?という状況に陥ったので確認する方法を調べました

2.1. :version

設定ファイルを検索する順番を確認できます。

2.2. :scriptnames

読み込んだ設定ファイル類を確認できます。vimrc以外にも読み込んだファイルを確認できます。

3. grepで検索対象のファイル拡張子を指定する

これはvimではなくgrepの機能なのですがvimのなかで使用するので記録しておきます。

3.1. 再帰的な検索: -r オプション

grepの-rオプションで再帰的に検索できます。

このとき、対象のファイルを拡張子を指定して検索対象を絞りたいことが多いです。

3.2. --include で検索対象のファイルを指定する

--includeオプションで検索対象のファイルを指定することができます。

3.3. 実際のコマンド例

カレントディレクトリから再帰的に’vim’が含まれるadocファイルを検索します。

vim:コマンドモード
:grep -r --include='*.adoc' vim .

4. vim@ubuntu@wsl2@windows Terminalで矩形選択をできるようにする

Windows Terminalでは<C-v>がpasteに割り当てられているのでvimで矩形選択ができない。

vimで<C-v>で矩形選択ができるように設定する。

4.1. setings.jsonを編集する

下記でpasteコマンドのキーバインドが設定されているので変更します。

ここでは<C-V>に設定しています。これでvimで<C-v>矩形選択ができるようになります。

setings.json
    actions":
    [
        {
            "command":
            {
                "action": "copy",
                "singleLine": false
            },
            "keys": "ctrl+shift+c"
        },
        {
            "command": "paste",
            "keys": "ctrl+shift+v"
        },
        {
            "command": "find",
            "keys": "ctrl+shift+f"
        },
        {
            "command":
            {
                "action": "splitPane",
                "split": "auto",
                "splitMode": "duplicate"
            },
            "keys": "alt+shift+d"
        }
    ],